rebone37

山と本とか日々のこと。

2018.2 京都への旅②

中学生の時の修学旅行が京都だった。
なんでそんな年齢で京都かね。その魅力を味わうにはまだ幼すぎる気がするけど。班行動で友だちとキャピキャピしたことしか思い出せない。

今回の旅行から帰ってきて記憶を貪り、清水寺金閣寺に加えて銀閣寺、龍安寺にも行ったような気が…
20数年前のこと。
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人類の歴史として考えると何ミクロの世界だけど、自分にとってはちょっとした時間。20年。

銀閣寺。相変わらずここも外国人が多かった。朝の空気はツンとして冷たかった。庭はやっぱりキレイ。
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予約しておいた祇園の割烹だか日本料理だか創作料理だか。予約席のみでカウンター。緊張しながら食べた。板前が気さくで丁寧な説明をしてくれた。只管小洒落た料理を、感嘆しながら食べる。気がつけば2時間以上メシ食べてた。帰り際、板前が出口まで送ってくれた。祇園の料亭の敷居が幾らか低くなった。そんな年齢になってきたんか。いつの間に。

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龍安寺。庭を見に。観光地化してるけど、きっと尊大な場所。石の数を探す。
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伏見稲荷神社。行くんなら伏見山の頂上まで。ダウンは暑い。麓は人が溢れんばかりだけど上がるに比例して減って行った。潜った鳥居の数ほどご利益上がるんか。独特な場所。石庭とは違った美しさ。
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んでコーヒー屋あれこれ。美味さは相変わらずまだ判り兼ねるけど、味わえるようになってきた。フルーティーだとか重いとか。

ちょいと有名なバリスタのお店に行った。
バレンタインにもらったチョコを真顔で棚に並べていたり、淹れている自分のシルエットのカップを使っていたり、営業中に客席のソファに寝転んで女の子とダベったり。コーヒーの味は置いといて、それ以外はもう圧倒されるほど嫌気がした。笑えるくらい自惚れてた。ホストクラブか。一見には、強い疎外感を感じた。
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そんなこんなで京都への旅3日間。
キレイで行くとこいっぱい。人もいっぱい。2月はちと寒い。色んな、働く男、おもてなしが見られた。帰ってきて、さて、自分は?と自分の生き様と働き樣を問うてるとこ。自分には今の道がホントに相応しかったのかって。結論は曖昧にぼかされ相変わらずの問いなんだけどね。